2023年3月の指定薬物部会で規制対象となったO系(THCO・HHCO)カンナビノイドの取り扱い方法と注意点についてまとめました。
2023年の指定薬物部会
2023年3月9日、厚生労働省において指定薬物部会が開催されました。
この会議はデータに基づいて人体に精神作用を及ぼすと判断できる薬物や成分を規制する目的で開催されます。
開催のスパンは年内に4回ほどです。
O系カンナビノイドの取り扱い方法
人体に精神作用を及ぼすとして規制対象となったO系(THCO・HHCO)カンナビノイドは、発表後すぐに違法となるわけではないので、落ち付いて対処しましょう。
通常、官報が発表された日から10日後以降所持していると違法薬物の不法所持となり、逮捕の対象となりますのでご注意ください。
規制対象となった成分は10日以内に処分しなければいけないため、これまでの流れから推測すると市場価格が暴落し破格で売り出されていくと思われます。
取り扱っていた業者は少しでも損失を減らすため、捨てるくらいなら低価格で売りさばこうとします。
規制後の注意点
今後規制対象となり、所持することが違法となったO系カンナビノイドが国内の闇マーケットに売りさばかれます。
脱法(合法)成分を配合し、所持・使用することが法的に問題ないことを謳いながら実際には破格で入手したO系カンナビノイドを消費者に黙って配合しているケースに注意してください。
合法リキッドと思い込みリキッドカートリッジを購入・所持していたユーザーが警察官に持ち物検査をされた際、HHC(2022年3月に規制され国内では違法となったカンナビノイド)が検出され起訴されたケースがございます。
この場合、所持していることが違法となり、内容物を把
握していなかったという言い訳は通用しません。
今後はさらに販売する業者の素性や透明度を消費者が把握し、正しい情報のもと安全な商品を自ら選択・購入する必要性が高まります。
改めて、実店舗を構えていたり顔出しをしている業者の信頼度は高いと言えますね。
まとめ
●2023年3月の指定薬物部会でO系(THCO・HHCO)カンナビノイドが規制対象に
●発表から10日後以内に処分しないと不法所持として逮捕・拘留の対象に
●違法となったO系カンナビノイドは破格で闇マーケットに流通するため、誤ってO系カンナビノイドを含む製品を購入・使用しないよう注意が必要
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