2023年現在、日本国内において様々なタイプのCBD製品が流通しております。ベーピングにより肺から接種する方法や、エディブルによる胃から接種する方法、または飲料などにCBDを添加し摂取する方法など、非常に多様化しております。実はそれぞれの接種方法で吸収効率(バイオアベイラビリティ)や吸収速度が変わることをご存じでしたでしょうか。
今回はCBD製品において『最強』と言われる吸収効率と吸収スピードを誇る【水溶性CBD(Water Solved CBD)】について解説していきます。
筆者は2種類の水溶性CBDを真水に溶かして使用したことがあります。それぞれ体感や風味に違いがあったため実際の経験談も含め水溶性CBDについて解説していきます。
CBDとは
まずCBDについておさらいです。CBDはカンナビジオールの略称。大麻や麻と言われる植物に多く存在しているカンナビノイド(大麻成分)の代表的な成分です。近年アメリカやヨーロッパを中心にその薬理効果が見直され、世界中で大規模な市場が誕生していおります。
通常CBDは腸内で乳化された後、体内に吸収され肝臓で分解されます。吸収された後は人体の神経細胞や免疫細胞の活動をサポートする役割を果たし、睡眠や食事など基本的な生命活動を取り戻してくれるものです。
主に煙による肺からの接種、食べ物による胃からの接種、オイルによる舌下摂取が一般的です。
水溶性CBDとは
水溶性CBDは超音波を使いCBDの分子をナノ粒子に分解、細かくなったCBDの粒子を乳化させて水に溶けるように加工しております。乳化とは油が水に溶ける形状に変化することです。正確には粒子が細かすぎて水面に浮遊するのではなく水中に溶けているように見えるのです。また、乳化させず、粒子を最小限に細かくすることで水に溶かすことが可能となっている水溶性CBDの原料もございます。
形状としては乳白色の液体や半透明の液体となっております。
水溶性CBDの仕組み
- ①体内でCBDを乳化する必要がない
- ②生体吸収率(バイオアベイラビリティ)が高い
- ③100nm以下の細かいナノ粒子が粘膜細胞に直接浸透
ここまで読んでいただけた方はなんとなく水溶性CBDの粒子が非常に細かいことはご理解いただけたかと思います。それでは水溶性CBDが通常のCBDに比べて効率的に吸収される根拠を解説していきます。
①体内でCBDを乳化する必要がない
CBDは通常接種された後、十二指腸で胆汁がCBDと油を乳化、その後腸壁を通り吸収されるが、水溶性CBDはすでに乳化されているためその手順を踏まずに接種後すぐに吸収されます。
②生体吸収率(バイオアベイラビリティ)の高さ
通常のCBDオイルは摂取量のうち10%~20%程度しか体内に吸収されないのに対し水溶性CBDはほぼ100%近く吸収されます。
③100nm以下の細かいナノ粒子が粘膜細胞に直接浸透
また水溶性CBDは粒子が非常に細かい(100nm以下)ため接種後すぐに粘膜からも吸収されていきます。通常のCBDに比べ1.65倍の吸収スピードがあると言われております。
通常のCBDオイルと水溶性CBDを比較
簡単に通常のCBDと水溶性CBDの違いを比較してみました。
通常のCBDオイル→水面にCBDオイルが浮遊する。コーヒーなどは口当たりがまろやかになるが風味を崩しやすい。
水溶性CBD→飲料に浸透する。乳化された水溶性CBDは苦味が強く風味に大きな影響がある。一方乳化されていない水溶性CBDは非常にあっさりした風味で真水に溶かしてもほとんど味が変化しない。
通常のCBDオイル→CBDの分子は体内の粘膜細胞より大きく水溶性CBDに比べ吸収率が低い。接種されたCBDの総量のうち、最大で90%ものCBDが体外に排出される。
水溶性CBD→通常のCBD分子をナノサイズにしているため素早く細胞に到達する。吸収率はほぼ100%。通常の1.65倍の速さで血中に取り込まれ即効性に富む。筆者が使用した乳化されていない水溶性CBDは摂取した瞬間から目と頭が冴えていく感覚がありました。
まとめ
- 水溶性CBDの粒子は非常に細かく(100nm以下)、生体吸収率が高い
- 水溶性CBDの吸収率が高い根拠
- ①体内でCBDを乳化する必要がない
- ②生体吸収率(バイオアベイラビリティ)が高い
- ③100nm以下の細かいナノ粒子が粘膜細胞に直接浸透
- 味は苦い
水溶性CBDについていかがでしたでしょうか。最先端のCBDでより効率良く接種してスマートなカンナビノイドライフを。
〈水溶性CBDをコーヒーに垂らして提供されているコーヒーショップさんを発見したので下記ボタンから公式インスタグラムを覗いてみてください。〉
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